初秋の穏やかな1日、早朝には近鉄奈良線の様子も見てきました。
21日より東花園駅〜若江岩田駅が高架に切り替わりましたものね。
昼からはステレオ・メインシステムのある部屋でゴロゴロとしながら、
室内楽や宗教曲などを聴いていましたけれど、ふっと思い立って、
世界文化社発行の「世界の名曲3」、素晴しい演奏に圧倒されました。
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ベートーヴェン/交響曲第6番 へ長調 op.68「田園」
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団
いつものライナー指揮らしいザッハリッヒカイトな演奏ですが
バルトークなどで味わえる正確無比なオーケストラ・コントロールを駆使し、
第1楽章から実にしなやかでふくよかな感じがして、素晴しい、の一言。
もちろん第4楽章の嵐の場面の唸り方など尋常ではない迫力で迫ってきて、
躍動している終楽章などドラティックでもあります。
最近流行の小編成オケではなく大規模なオーケストラなのですが
各パートが見事に統率され、浮き上がるようにハッキリと聴こえてきて、
一糸乱れず音楽を推進させているのがなんたって凄いですね。
納得の田園交響楽、といった感じ。
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世界文化社発行の「世界の名曲」シリーズ
1970年に発行されたもので、1,800円で30cmLPが1枚付いています。
中古レコード屋では100円で叩き売られているのを見かけますが、
これもそうして入手したものです。
最近では場所をとってしまうので(重いし・・・)手を出してませんけれど。
2014年09月21日
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