日時:2014年8月3日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:天理市民会館・やまのべホール
曲目:♪オープニングはマーチで華やかに!
シュランメル/ウィーンはいつもウィーン
♪60周年の今年はウマ年!!
L.アンダーソン/ホームストレッチ
ヨーゼフ・シュトラウス/ジョッキー・ポルカ
スッペ/軽騎兵序曲
♪合唱とのステージ
山本直純/歌えバンバン
チャーチル/ハイ・ホー
シャーマン兄弟/スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドージャス
♪みんなで祝おう!指揮者体験コーナー
オッフェンバック/カンカン〜天国と地獄より
♪音楽でお祝い!60周年万歳!!
平井康三郎/天理市歌
ブラームス/大学祝典序曲 ほか
(アンコール)
岡野貞一/故郷(ふるさと)
ヨハン・シュトラウス/ラデツキー行進曲
合唱:天理市ピエーナ少年少女合唱団
指揮とお話:安野英之
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今年で7回目とか、一昨年に続いてやってきました。 未就学の小さなお子さんも入場できる夏休み名曲コンサート。 今年は天理市制60周年とあって、それにちなんだ選曲もされて、非常にアットホームな演奏会を楽しみました。
開場時間より20分ほどして入場すると、ロビーでヴァイオリンやトランペットなどの楽器体験をやっていて、不思議そうに楽器をこわごわと触る子どもに、にこやかな団員さんの笑顔にまず癒されました。 ロビーコンサートはどこのオケでもやっていて、身近に演奏を感じることはできますが、実際に楽器を触れる機会を設けているのはこのオケだけではないでしょうか。 アマオケ団員の楽器とはいえ高価なものであることを知っているだけに、よく楽器を触らせるものだな、と余計な心配をしてしまうほどに頭が下がります。
さてホールに入ると、うろうろと落ち着かない子どもに付き合ってあちこちと席を変わる母子やら、お父さんの隣に座るのだとカン高い声で何度も言っているお穣ちゃん。 ロビーからは、子どもが吹く間延びした楽器の音など、いつもになく気楽に楽しめる雰囲気に満ちてます。
でもステージ上を見ると、オケの弦楽器は対向配置になっていて 6-5-4-4-2 という編成。 子ども向けだからこそ手を抜かずきっちっと演ろうという意思を感じたしだいです。
そして実際の演奏もまたしっかりとしたものでした。 分かりやすくするためでしょう、テンポは少し落としかげんだったでしょうか。 またどの曲もソロを吹く楽器にスポットライトが当たるよう、ソロ以外は音量をやや下げていたようにも感じましたが、恣意的な感じはまったくせず、軽やかで清々しくも感じた演奏となっていました。
天理市ピエーナ少年少女合唱団とのステージは、清んで伸びやかな歌声が魅力的でした。 何よりしっかりとした音程で気持ちいいのですね。 また白雪姫のハイホーやメリーポピンズのスーパー・・・でも変な感情移入なく、軽やかに歌っていたのにとても好感が持てました。 こちらも清々しくて見事でした。
初めて聴いた天理市歌の歌詞も(曲は前回の定演で聴いていましたが)、確かに大きな気持ちにさせるいい歌であると感じましたし、いつもながら安野さんとこのオケの活動が音楽のすそ野を広げ、クラシック音楽の足腰を強くしているのだと実感しました。 天理市民ではありませんがこのような活動を羨ましく思いながらも、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。 来年も都合が合えばまったやってきたいと思います。 とにかく参加された皆さん、お疲れさまでした。
なお演奏会の模様を撮影して公開しても良いとのことでしたので、以下に貼っておきます。
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2014年08月03日
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