事務所もなんとか落ち着いてきたので、お休みを頂いて高知へ。
2日目の5月24日、いよいよ竹林寺・文殊菩薩 平成のご開帳へ。
これは見たあとで撮った写真ですが、こんな具合でまず集められます。
イスに座っている単位で本堂に入ってゆくことになります。

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そして時間が来るまで、お坊さんより事前の説明を受けるのです。

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三人寄れば文殊の知恵の文殊菩薩のことを始めとして
脇の最勝老人(さいしょうろうにん)、須菩提尊者(すぼだいそんじゃ)、
優填王尊者(うてんのうそんじゃ)、善財童子(ぜんざいどうじ)の説明や、
高知はもともと川の中にある土地なので河内と書いていたが、
水害が多いので竹林寺の住職に相談し、高い智慧として高智となり、
それが高知になったのだとか。 高い智慧は当然、文殊菩薩に由来するなど。

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塗り香で清められ、一列になって本堂に入ります。
並んで少しづつ進む中でも説明などあり、一人づつ文殊菩薩にお参りし、
そのあとは三人一組で加持祈祷をしていただけます。
そしてそのあとは2つ並んだ香炉で焼香することもできて、満足。

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そして最後に「ご開帳結縁守護」のお札もいただけました。

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ご開帳は、江戸時代の宝永元年に江戸・護国寺での出開帳が始めてであり、
それまで秘仏とされて誰も見ることが出来なかったそうです。
見ることの出来ない頃からでも、三大文殊のひとつとして有名だったそうで、
こののち大阪・土佐でのご開帳のあと、明治・大正・昭和のご開帳。
戦争などのためきちんと50年にならないときもありますが、
前回1964年の昭和のご開帳よりちょうど50年の今年、平成のご開帳です。

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今回は秋の10/25〜11/25にもご開帳があるので、また来ようと思います。
この次はもうこの世には居ないでしょうし・・・