思い立って造幣局の通り抜けに行ってきました。
白にピンク、色々なサクラがあって見飽きることがありませんね。
「笹部桜(ささべざくら)」
水上勉氏の小説「桜守」のモデルとなった笹部新太郎氏が、実生の中から選出育成した桜。直立高木で成長が速く、花は淡紅色で、花弁数は14枚程度の中輪である。

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「旧正門」
ウォートルスが設計・監督して、明治4年(1871年)に建てられました。「菊花」と「大」の字を交互に配置した門柱で、正門に付随する八角形の建物は、衛兵の詰所として使用されました。昭和42年(1967年)に大阪市顕彰史跡に指定されました。

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この先の公園口から出て、天満橋まで川沿いの露店をひやかして帰る・・・
いつもそうしてましたが、今回は北門まで歩いてゆくことにしました。
「枝垂桜(しだれざくら)」
彼岸桜の突然変異品で、幹の高い所から枝が横にひろがりそれより細い枝が長く垂れ下がって誠に優美である。花は一重の淡桃色である。

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「長谷川為治」
山口県(長州)出身者で、明治3年(1870年)入局以来、大正2年(1913年)に造幣局長(明治26年から20年間在任)を最後に退官するまで、実に43年間の勤続年数を誇った生粋の”造幣マン”でした。
局長在任中は、明治30年(1897年)の「貨幣法の制定」、明治41年から45年(1908年から1912年)にかけての「動力電化・貨幣製造能力倍増の設備拡張工事」などに尽力されました。

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枝垂桜が降り注いでおります。