本来、有給休暇を1日つけて高知へ行くつもりでしたが、休暇取得ならず。
それでも3連休で行くか、とも考えてましたけど、疲労感が強く残っていて、
来週の年度末業務と事務所移転関連を考えて、大人しくすることにしました。
そんな昨夜は、仕事仲間と会社懇親会費用消化による久しぶりの飲み会。
美味しいお肉と美味しい日本酒(春鹿)を頂いて22時過ぎに帰宅しましたが、
自宅でも美味しい鯵の刺身があったので、また2合ほど頂いてしまいました。
少々飲み過ぎですけれど、高知に行っていたらもっと飲んでいるだろう・・・
そんな変な言い訳を考えていますけれど、疲労感が抜けないですね。
こんな時は大人しく宗教曲をぼけっ〜と聴くのがいいんです。

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ブルックナー/テ・デウム
ヘルベルト・ケーゲル指揮 ライプチヒ放送交響楽団・合唱団
エヴァ・アンドル(S)、アンネリース・ブルマイスター(A)
エバーハルト・ビュヒナー(T)、ジークフリート・フォーゲル(B)
今は無き PILZ のEGR(East German Revolution)シリーズ
「音楽愛好者の皆様」へと題されたブックレットの付いているほうの盤で、
これも今は無き東ドイツの国旗をあしらったデザインの盤もありますね。
中身は同じで、1979年4月3日の演奏会の放送録音盤であります。
いかにも東ドイツらしいかっちりとした感じの演奏であるように思います。
商業主義に陥る前の共産圏、伝統を頑なに守っていけた時代の演奏でしょうか、
エキセントリックに語られがちなケーゲルもしっかりとした演奏をしています。
歌手もなかなか巧いのではないでしょうか。 特に男声がいい感じです。
病状が悪化していたブルックナーが、自作の交響曲第9番が未完となった場合、
終楽章の代わりにテ・デウムを演奏するよう示唆した話もありますが、
この演奏だと合っているかもしれないなぁ、と思ってみたりします。
さあて、今日はゆっくりとすごして体調回復に努めましょう。