2014年03月02日

スーク・トリオ、ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲「大公」

本格的に風邪をひいたみたい・・・久しぶりに風邪の感じを思い出して・・・
なんていうのを過ぎて、かなりしんどい、大人しくしましょう。

ステレオ・サブシステムの部屋は寒いのでメインシステムの部屋に移動、
やっぱりアナログ・レコードの音は落ち着きますね。

IMGP8574
IMGP8574 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲変ロ長調「大公」
  スーク三重奏団
   ヨーゼフ・スーク(vn)
   ヨーゼフ・フッフロ(vc)
   ヤン・パネンカ(p)

スーク・トリオによる「大公」は3度録音され、これは1961年の初回録音盤。
2・3度目の録音は日本コロムビアによるPCM録音で高音質でしかも
演奏も優れて名盤の誉れ高いものですが、初回録音もなかなかの演奏でしょう。

1961年、ステレオ録音初期といっても良いからか音が左右によく分離されて
それぞれの楽器の動きはよく分かりますけど、緊密感という面では
新しい録音に軍配があがるかもしれませんね。

でもパネンカの端正なピアノに繊細で甘美なスークのヴァイオリンの呼吸、
ぴったりと合っていて、熱気のこもった華麗な演奏が展開されてゆきますね。

このレコード、単身赴任時代の2009年末レコファン渋谷BEAM店で100円で捕獲、
表紙のベートーヴェンのいかついデスマスクなど、これまで敬遠してましたが
久しぶりに聴いてみると、静かな感動を覚えました。

なおこのレコードは見開きジャケットで、全4楽章のスコアが付いてます。

IMGP8575
IMGP8575 posted by (C)fronte360

ネコに小判状態ですけれど・・・

posted by fronte360 at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 14-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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