凍える夜空を焦がす若草山焼き・・・そんなコピーがありましたが、
しかしながらこの日は嬉しいことに手袋・マフラーも不要なほどの良い天気。
「春日大とんど」の斎場を離れてふらふらと時間つぶしの散歩をしていたら、
ぞろぞろと歩く人波に遭遇したので、それに混じって歩いてゆくと、
若草山のふもとに到着。

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いつもは 150円の入山料を取る若草山もこの日は無料、中に入りました。
警察官も多数でていて、スリに注意、などと言っております。

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向こうに提灯が見えますね、野上神社でかがり火に移されて
神事が行われているようです。

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すそ野を照らしていた大きな照明が消え、
松明の行列が若草山を登り始めました、いよいよです。
山伏のいでたちの方がいらしたのは金峰山寺の修験道の方だそうですね。
18時15分、山焼きに先立って大花火の打ち上げ開始。

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こんなに間近で花火を見たのは始めてかもしれません。
写真には上手く写ってませんがカラフルな光にお腹にズシッと響く音響・・・

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これが15分間も続きます。

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そして18時30分、山焼きの開始
花火の最中、手前の四角く囲われた篝火より各所に散らばった方により点火

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ほとんど無風でしょうか、綺麗に上に燃え広がってゆきます。

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学生時代、農業土木の時間だったかしら、焼畑の講義がありましたね、
それを思い出してしまいましたよ。

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バカな学生だったので、風が吹くと良いと思っていたら、
大きな火にするのが目的ではない、山火事になってしまう、と指摘されました。
焼畑は病害虫を殺すのに良いのだそうです。
15分ほどで山頂まで燃え広がり、火の回りは本当に速いなぁ・・と妙に納得。

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帰る人並みの混雑状態となりましたが、当方は空いたベンチに腰掛けて、休憩。
立ちっぱなしでしたものね。 人も減ったので上の方まで歩いてみました。

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篝火がまだ燃えております。
ちょいとボケておりますが、ステージで踊りのパフォーマンスが続いてます。

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奈良の夜景も遠くに見えて、久しぶりの若草山を堪能しました。