この年末年始に高知で捕獲した弦楽四重奏曲に感化されて、
休日の朝はもっぱらこれらのレコードを聴いていますけれど、
手持ちの数少ない室内楽のレコードより発見したのがこのレコード。
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スメタナ/弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」
スメタナ弦楽四重奏団
イルジー・ノヴァーク(vn)、リュボミール・コステツキ(vn)
ミラン・シュカンパ(va)、アントニーン・コホート(vc)
頂きもののレコードだったので、ほとんど聴いていなかったはず・・・
まさしく発見というのにふさわしいレコードですが、さすがに名盤ですね、
ぐいぐいと聴き手を惹きつけてゆくから不思議です。 醍醐味、かな。
聴力を失ったスメタナが連作交響詩「わが祖国」の作曲の合間に書き進めた
ものとのこと、これまで興味を持っていなかったので、一つ一つが勉強です。
しかしこれは楽しい勉強ですね。
これまで知らなかったこと、感じなかったものが感化され活性化されます。
特にこの曲は、人生の折り返しをとおに過ぎて目も老眼が進んでジジィ化・・・
老いを感じる身としての共鳴する部分があるようです。
なおこの録音は1962年とのこと、
スメタナSQはこの曲を3度録音しているようですが、何度目の録音かな。
手元に資料がないのでよく分かりません。 ぼちぼち調べましょう。
2014年01月25日
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スメタナの弦楽四重奏曲とは。地味かもしれませんけど、滋味がありそうですね。私はディスクも実演も経験がありません。N響のロビーコンサートとかで取り上げてくれると、人気が出そうですね。
久しぶりに日フィルの演奏会にも行かれたとのこと、たまには生の音楽を聴くのは刺激になって良い事ですよね。
室内楽は目の前で一所懸命演奏されているのを見るだけで、巧い、って感じてしまう軟弱者ですけれど・・・
ところでスメタナの「わが生涯より」は、ヴァイオリンのハルモニクスもあったりして出だしこそ暗い感じはしますが、終楽章など躍動的でもあってなかなか聴きやすい曲と思います。
とにかく室内楽はただいま勉強中であります。