中古盤が1〜3階に展開され、特に2〜3階はアナログレコードが満載ながら、
止まったままのエスカレータなど、怪しい雰囲気も漂ってます。
特価品を漁って以下の1点のみ捕獲。 懐かしい青春の曲です。

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■キング 外山雄三/ラプソディ、小山清茂/管弦楽のための木挽歌、外山雄三/子守唄、尾高尚忠/フルート協奏曲 岩城宏之指揮NHK交響楽団、吉田雅夫(fl) (GT9622:300円)
これは1980年に発売された「現代日本の音楽名盤1300シリーズ@」ですが、
中学2年頃だから1972年頃、クラスの友人より「面白いレコードがある」と
貸してもらって衝撃を受けた録音です。
外山雄三のラプソディは衝撃的でまた尾高尚忠のフルート協奏曲も美しく、
まだクラシック音楽を聴き始めて間もない頃でしたが、この録音によって、
さらにクラシック音楽への興味を深めた、そんな青春の録音盤。
ようやく入手であります。
邦楽の研究、最近進んでいませんね。尾高尚忠さんの曲は特に興味がありますが。実演で聴いても良いのですが、時間と予算が…という感じです。
邦人作曲家の作品、当方もほとんど進んでいません。
とくに奈良に戻ってからは最悪で、奈良は県立・市立の図書館ともにCDの貸出しをやっていない、という低レベルです。
文京区在住中は(それを狙って住んだというのもありますが)徒歩5分以内に本駒込図書館、10分以内にある本郷図書館、ちょっと足を伸ばして30分歩くと小石川図書館ではLPレコードまで買てくれるので大変助かりました。
今年は弦楽四重奏曲に目覚めたのですが、以前なら図書館でアレコレと借りて聴けたのですけど、奈良はもう最悪、税金払いたくないな(これはウソですが)。
大変お久しぶりです。このLPに似た曲の組み合わせでナクソスからCDが出ていますね。ハンブルグに住んでいた頃、ゲストハウスのドイツ人に紹介したら、とても興味深そうに聴いてましたっけ。特に外山・小山の2曲でしたね。ただ、これも今や「昔の日本」の曲ですがね。
ご存知のとおり、外山のラプソディは1960年のNHK交響楽団海外公演時のアンコールピースとして作曲されたものですので50年以上前の曲になりますものね。 外人ウケはいいのでしょうね。
なおこの曲はアマオケ演奏会でも聞いたことがあります。 50年以上前とはいえ現役作曲家の作品なので著作権料がネックなのかもしれないですね(想像ですけれど)。