今年はいつもの冬よりも寒く感じますね。
学生時代をすごした帯広とは比べ物はなりませんけれども、
この冬はスカっと晴れることも少なく(帯広はスカっと晴天で氷点下20度)、
実際の気温以上に寒く感じてしまいます。
身体もロートル化して耐寒力も落ちているのかもしれませんが、
脳みそもロートル化しているので、先週に続いて今週も同じ行動パターン。
ステレオメインシステムの部屋の雨戸も閉め切り、ヴォリュームを上げ、
音楽鑑賞としていますが、今日もブルックナーの交響曲第9番。
PC215707 posted by (C)fronte360
ブルックナー/交響曲第9番ニ短調(原典版)
カール・シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
最初に買ったブル9のレコードで、世評の高い演奏ですけれども、
ブルックナーのどこが良いかが解らず(今でも解っていないと思いますが)
咆哮する金管とオケが、まるで怪獣映画でゴジラとかが登場するときの音楽・・
そんなふうにしか思えなかったことを白状します。
大阪シンフォニカーの演奏会(本名徹二指揮)でロマンティックの実演を聴き、
随分と印象が変わって、アマオケなどでも4、6、7番などを聴く機会があり、
徐々に変わってきたみたいです。
さてこのシューリヒトのブル9、今更自分が述べることもありませんが、
キリッと引き締まった表現が実に現代的。 1961年録音ですけれど。
しかも綺麗に纏めただけではない奥行きの深さも感じさせるのが素晴しく、
確かに名演の誉れ高い演奏であるとしみじみと感じます。
ブルックナーの交響曲をボォ〜と聴いていると、疲れが癒える・・・
今度はシューリヒトがハーグフィルを振った第7番を出してきましたが、
それはまた別の機会にでも・・・
今年の年末はブルックナーがマイブームみたい。
2013年12月21日
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