12月、カレンダーもあと1枚になりました。
奈良は 7:10現在、気温1.4℃となって、ここが最低気温でしょう。
昨日より気温が1.3℃高いこともありますが、昨日は部屋を少し整理し、
カーペットを敷いたこともあって、ちょっと過ごしやすくなりました。
今朝も先日の高知旅行で捕獲したレコードをサードシステムで聴いています。
部屋整理で出てきたエレキングとキャタピーもちょっとだけ写ってます。
PC015688 posted by (C)fronte360
J.S.バッハ/カンタータ第23番「汝まことの神にしてダビデの子よ」BWV23
J.S.バッハ/カンタータ第159番「見よ、われらエルサレムにのぼる」BWV159
ウルズラ・ブッケル(S)、エーファ・ボルネマン(A)
ヨハネス・ヘフリーン(T)、ヤーコプ・シュテンプフリ(B)
クルト・トーマス指揮ドイツ・バッハ・ゾリステン、フランクフルト聖歌隊
ドイツ・バッハ・ゾリステンと聞くと、ヘルムート・ヴィンシャーマン、
その名前が出てきますが、ここでもオーボエを吹いて参加しています。
1962年2月フランクフルト・アン・マイン市ドイッチェ・バンク大広間での録音、
まだ指揮者として活動する前の録音でしょうか。 それはさておき・・・
第23番のカンタータ、オーボエ2本とファゴットのトリオで主題が呈示、
ソプラノとアルトの二重唱が重ね合わさったり分奏、荘重さに華やかさがあり、
歌詞やこの曲が本来持っている意味とは別に純音楽的に楽しめます。
第159番のカンタータでは、通奏低音のコントラバスにのってまずバスが歌い、
続いてアルトが歌う厳かな感じ。 全体としてもソプラノを欠いた構成で、
先のカンタータではオーボエのオブリガートが華やかさを添えているのに対し、
この曲では通奏低音のコントラバスや小型オルガンの響きが曲を支えてますね。
どちらかといえば重厚な感じです。
この2曲のカンタータはともに復活祭前第7(エルトミヒ)日曜日のための曲、
この日のあとは華やかな音楽を差し控える断食期となってしまうので、
受難節前に装飾音楽が演奏できる最後の日曜日の礼拝音楽だそうです。
このため来るべき受難日の出来事を望見するような内容とするのが
暗黙の了解事項でもあったようです。
ジャケット解説を読みながら12月最初の休日の朝を過ごしております。
ブログのデザインも変更しましたし、今日もまた冬仕度をいたしましょう。
2013年12月01日
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