大阪は熱帯夜みたいですけれど・・・
奈良は、夜になると気温も20度まで下がり、クーラー無しで大丈夫。
でも日中はぐんぐんと気温も上がって大阪と同じか高いこともあります。
今朝も早朝よりセミの合唱が盛大に聴こえてきます。
気温はそろそろ25度を超えたことでしょう、日差しが強くて、散歩を諦め、
セミの合唱をバックに、人間のアカペラ合唱曲を聴いております。
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オルランド・ディ・ラッソ/ミサ曲「途方にくれて」
プロ・カンツィオーネ・アンティカ
指揮:ブルーノ・ターナー
このレコードも高知での捕獲品ではなく、以前より持っていたもので、
多分この種(アカペラ合唱曲)で最初に買ったレコードでしょう。
買ったものの、なかなか聴き続けることが出来なくて・・・
刺激が少ない音楽で眠くて・退屈で・何が良いかわからない、ですよね。
それが今ではこんな音楽ばかり、と言ってはナニですが、よく聴いています。
このレコードも先週より度々ターンテーブルに載って回っています。
何度聴いても、聴いた後にどんな旋律だったとか覚えてませんが・・・
そんなものなんでしょうね、聴いている時がすべて、みたいな感じ。
オルランド・ディ・ラッソは、知る人ぞ知る後期ルネッサンスの大作曲家で、
パレストリーナと同時代、ベルギー生まれでフランドル楽派に属する作曲家。
このミサ曲「途方にくれて」は、いわゆるパロディミサで、
同時代のシャンソン「途方にくれて」の旋律を使ってミサ曲にしたもの。
ヨハンネス・ルービの作曲したこのシャンソンは当時大人気だったようです。
解説には、どの部分が原曲にほぼ忠実でどの部分を自由に変えている、
とか、書かれていますけれど、ただただ声の重なりの美しさを聴くだけ・・・
それでいいのじゃないか、なんて思っていたりします。
年取って拘りが無くなったというのか横着になったというべきかって感じ。
2013年07月21日
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