6月8日、買物に出るついでの石切からの散歩、
孔舎衛坂駅跡より爪切地蔵、願かけ地蔵を見て奈良線の線路沿いを下ります。
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石切駅と瓢箪山駅の区間は最大35.7パーミルの勾配が連続しています。
奈良方面へは力行運転で坂を登ってゆき、大阪方面へは駆けるように下って、
見慣れた電車ばかりやってきますけど、ちょっとわくわくする散歩道ですね。
なお35.7パーミルとは、1000mで35.7mの高低差(100mで3.57m)です。
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線路越しに見る大阪平野、地上300m日本一高いビル「はるかす」も見えます。
だだっ広い関東平野の鉄道からは絶対に拝めない眺望が車窓に拡がっていて、
まるで登山電車のようでもあり、通勤でも景色を楽しんでいたりします。
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さていよいよ額田駅前
サクラのシーズンには脚立を持って写真撮られている方もいますね。
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でも当方の興味は線路の向こう側の昭和チックな美容室、パール美容室。
ネーミングもそうですが、字体ロゴがいかにもって感じで懐かしいし、
植物と同化した緑色の壁、トタン屋根でしょうか、イケてますね。
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今は自販機商売になってますけど、こちらの駅前の商店。
たま〜に電車の中からお店の中(物置)が見えることもあって興味津々。
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石切と違って山側は新しく開発されたような住宅が多くて面白味少ないけど、
この額田駅、奈良線では一番利用者が少ない駅だそうですね。
駅前の一角がちょっと取り残されて郷愁を誘います。
ちなみに「額田」の地名、万葉歌人・額田王(ぬかたのおおきみ)の出生地・・
とは違うようですが、同族の額田氏が住んでいたことによるそうです。
額田氏はいくつかの系統に分かれた大きな氏族で、ここに住んでいたのは、
渡来人の古代豪族、額田首という一族なのだそうです。
2013年06月14日
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