2013年04月18日

追悼 コリン・デイヴィス(その2)

今週は何だかとても疲れていて、通勤の往き帰りの電車も爆睡状態です。
へとへとになって帰宅し、復活するための音楽は、モーツァルト!!

先日探し出してきた追悼用のコリン・デイヴィスさんのレコードより
ロイヤルフィルを振ったモーツァルトの序曲集

Colin Davis NINE OVERTURES
コリン・デイヴィス指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

P4184102
P4184102 posted by (C)fronte360

ジェームス・ディーンばりの写真が、年代を感じさせますね。
これが懐かしい世代より、ちょっと後の世代となります。
(プレヴィンがマッシュルームカットだった世代)

訃報に接し、調べてみて知ったのは、貧しい家庭環境であったこと。
ピアノが買えず、一番安く手に入る楽器のクラリネットで音楽の勉強を始め、
王立音楽大学でもクラリネットを専攻するものの、ピアノの演奏能力が欠如、
そのような理由で指揮法の履修は禁じられていたこと。

それでも同級生とカルマー管弦楽団(the Kalmar Orchestra)を結成し、
しばしば指揮を執って修行を積んでいったということ。
紳士の音楽をする人は、努力の人だったのですね。

Side A
 歌劇「イドメネオ」 K.366 序曲
 歌劇「後宮よりの逃走」 K.384 序曲
 歌劇「偽の女庭師」K.196 序曲
 歌劇「劇場支配人」 K.486 序曲
 歌劇「フィガロの結婚」 K.492 序曲

Side B
 歌劇「魔笛」 K.620 序曲
 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K.588 序曲
 歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」 K.621 序曲
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 序曲

いずれの演奏も颯爽とした演奏が心地良いですのですが、
Side B の4曲、並びが良いのかもしれませんし、モーツァルトの成熟度?
聴いていてしっくりときます。

Side A は、少々飛ばし気味のような感じにも聴こえますので、
今回も Side B より聴いておりました。


posted by fronte360 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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