本当は紀伊田原の国民宿舎「あらふね」でまったり週末を過ごしたかったけど、
諸般の事情もあって、紀伊田辺までの日帰り小旅行となりました。

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2009年の年末、「あらふね」に行ったときに立ち寄って以来の訪問です。
ここ紀伊田辺、落着いた風情を感じさせる街で気に入っています。

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駅前商店街を抜け、ちょっと折れたところにあるのが、闘鶏神社。

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闘鶏、その名のとおり、源平合戦の時、鶏を紅白2色に分けて闘わせ、
白の鶏が勝ったことから源氏に味方し、熊野水軍を率いて壇ノ浦に出陣した、
そんな由来より「闘鶏権現」と呼ばれるようになったそうです。

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そもそもは、允恭天皇8年(419年)9月、熊野権現(現在の熊野本宮大社)を
この地に勧請して田辺宮と称したのに始まるそうです。
その後、白河法皇の時代に熊野三所権現が勧請され、また平安時代末期には、
熊野別当・湛快が天照皇大神以下十一神を勧請し新熊野権現と称しました。

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湛快の子の湛増が田辺別当となり、その湛増の子が武蔵坊弁慶と伝えられ、
この神社には、弁慶の産湯の釜が残っているのだそうです。
境内には、上記のとおり湛増弁慶の像もあります。

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そして境内には闘鶏?の像も・・・
3年前に来たときはこんなの無かったように思うのですが。

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とにかく拝殿でお参りいたしました。

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