休み前にボスより携帯にかかった電話の内容で資料を作り、電話で説明・・・
最後は社長からも電話かかってきました。 いささかうんざり、即定時退社。
こんな夜にはバロック音楽がいいでしょう。
温かくも拡張高いオーレル・ニコレのフルートが魅力的な1枚です。
1976年録音、1982年に発売されたオイロディスク名盤1700シリーズのもの。

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Side A
クープラン/王宮のコンセール 第4番 ホ短調
C.P.E.バッハ/フルート・ソナタ ト長調 Wq.133
Side B
ヴェラチーニ/フルート・ソナタ ヘ長調
ヴィヴァルディ/フルート・ソナタ ト短調 op.13a-6「忠実な羊飼い」より
オーレル・ニコレ(fl)
ジョージ・マルコム(hpsi)、ゲオルク・ドンデラー(vc)
C.P.E.バッハやヴェラチーニの明るいソナタでのみずみずしくも温かな表情、
しっかりとした造詣があってこその名人芸に酔います。
クープランやヴィヴァルディでは造形美にそのしっとりとした陰りを加えて、
必要以上の暗さや緊張感を抑え、端正な音楽を奏でていますね。
フルートだけれども、まるでブロックフレーテのような響きにも聴こえます。
「忠実な羊飼い」・・・どこかサラリーマンも連想させますね。