老眼なのに細かな作業の連続だったので軽い頭痛と、身体中を倦怠感が支配。
昼から雨も降ってきましたし、ようやく春だというのに、気の滅入ること・・・
こんな夜は、ペーター・シュライヤーのモーツァルト歌曲集で気分転換です。

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《ペーター・シュライヤー・モーツァルト歌曲集》
SideA
クローエに kv524
夢の姿 kv530
春 kv597
なんと私は不幸なことか kv147
別れの歌 kv519
満足 kv349
おいで、いとしいチターよ、おいで kv351
SideB
だまされる世の中 kv474
自由の歌 kv506
ラウラに寄せる夕べの想い kv523
私は私の道を kv309
私の慰めであって下さい kv391
すみれ kv476
春への憧れ kv596
小さいフリードリヒの誕生日 kv529
子供の遊び kv598
ペーター・シュライヤー(T)
イェルク・デムス(p)
エールハルト・フィーツ(マンドリン, SideA-6,7)
A面1曲目の「クローエに kv524」、愛らしい歌ですね。
これで始まってから、なんとなくボケっ〜と聴き進めるのがいいんです。
B面1曲目の「だまされる世の中」はまたモーツァルトらしくていいですね。
世の中すべてだまされるのなら、僕もだましてやろう、喜んでだまされよう、
など少々皮肉っぽい内容で、軽快なメロディが面白いな。
歌詞のドイツ語が分るわけではありませんけど、語感が心地良く響いてきて、
ペーター・シュライヤーの巧さに他なりません。
また伴奏のイェルク・デムス、情緒豊かにかつ軽やかなサポート。
クラシックの歌曲というと、ちょっと高い次元で拝聴させていただく・・・
そんな印象を持ちますけれど、このアルバムを聴くと気持ちが休まります。
YouTube はバーバラ・ボニーによる「クローエに kv524」