2013年03月20日

ペーター・シュライヤー、モーツァルト/歌曲集「春への憧れ」

午前中、コンを詰めてカセットデッキの分解をしていたせいでしょう、
老眼なのに細かな作業の連続だったので軽い頭痛と、身体中を倦怠感が支配。
昼から雨も降ってきましたし、ようやく春だというのに、気の滅入ること・・・

こんな夜は、ペーター・シュライヤーのモーツァルト歌曲集で気分転換です。

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P3203668 posted by (C)fronte360

《ペーター・シュライヤー・モーツァルト歌曲集》

 SideA
  クローエに kv524
  夢の姿 kv530
  春 kv597
  なんと私は不幸なことか kv147
  別れの歌 kv519
  満足 kv349
  おいで、いとしいチターよ、おいで kv351

 SideB
  だまされる世の中 kv474
  自由の歌 kv506
  ラウラに寄せる夕べの想い kv523
  私は私の道を kv309
  私の慰めであって下さい kv391
  すみれ kv476
  春への憧れ kv596
  小さいフリードリヒの誕生日 kv529
  子供の遊び kv598

 ペーター・シュライヤー(T)
 イェルク・デムス(p)
 エールハルト・フィーツ(マンドリン, SideA-6,7)

A面1曲目の「クローエに kv524」、愛らしい歌ですね。
これで始まってから、なんとなくボケっ〜と聴き進めるのがいいんです。

B面1曲目の「だまされる世の中」はまたモーツァルトらしくていいですね。
世の中すべてだまされるのなら、僕もだましてやろう、喜んでだまされよう、
など少々皮肉っぽい内容で、軽快なメロディが面白いな。

歌詞のドイツ語が分るわけではありませんけど、語感が心地良く響いてきて、
ペーター・シュライヤーの巧さに他なりません。
また伴奏のイェルク・デムス、情緒豊かにかつ軽やかなサポート。

クラシックの歌曲というと、ちょっと高い次元で拝聴させていただく・・・
そんな印象を持ちますけれど、このアルバムを聴くと気持ちが休まります。


YouTube はバーバラ・ボニーによる「クローエに kv524」



posted by fronte360 at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 13-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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