午後より天気は下り坂との予報、午前中にと思いつつも色々とあって、
曇天となってしまった12時すぎに近鉄奈良線枚岡駅に降り立ちました。

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この先の石段の所、ここに先日紹介したネコちゃんが住んでいるのですね。
今回は省略して、石段を登り、境内へと進みます。

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「元春日」と書いてあったのは、
神護景雲2年(768年)、春日大社に祭神二柱を分祀しているからです。
宝亀9年(778年)には春日大社から武甕槌命と斎主命の二神の分霊が奉斎され、
天児屋根大神、比売大神、武甕槌大神、斎主大神の4柱を主祭神としています。

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写真左側のテントのところで古い御守を返却し、
中央やや右側に立つポールのところにある手水舎で手と口を清めて参拝です。
が・・・ その前に、なで鹿

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鹿は鹿島神宮の祭神・武甕槌命に由来するもの。
鹿島神宮より春日大社に勧請された際には白鹿に乗ってやってこられたので、
奈良公園にシカが沢山いるのですが、その春日大社より勧請された神様、
そのお使いでこの枚岡神社にも「なで鹿」がいらっしゃるのでしょう。

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いつも子連れの母鹿に注目してしまいますけど、ちゃんと父鹿もおります。
弘化3年(1846年)名工日下の小平次作とのこと。
健康と家族の平安、子供の幸せ、旅行の安全等を念じて撫でてください。
と書かれていましたので、なでなでして・・・
さあ、お参りしましょう。
近鉄線のごく側にあって。なんとなく窮屈な感じなんですが。
上がってしまうと以外と広々としてますね。
秋祭に出る立派な布団太鼓を小さい頃見に行ったことがあります。
その頃はこの辺りには農業用の溜め池が多くて
祭りの前に池を干あげて放してあった鮒や鯉を各家でわけて
鮒の姿なりをまいた大きな昆布巻きを作るのが
お祭りの御馳走でした。
お祭のご馳走、いい風習ですねぇ。
そのご馳走があるかどうかは判りませんが、秋祭りは今も盛大にされているようで、昨年は通勤電車の中から目撃しました。
年末にはお笑い神事、新年には粥占神事など、いろいろなイヴェント・・・と言ってはいけないのでしょうが、神事をされているようなんですけれど、いかんせん平日なので、定年・リタイヤしてからの楽しみにしております。