ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会(41)
イタリア・ローマ帝國の遺跡と思われる風景カラー写真。
メンデルスゾーン/交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」
シューベルト/「イタリア様式」序曲第2番 ハ長調 D.591
シューベルト/「アルフォンゾとエストレルラ」序曲 D.732
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
P1053006 posted by (C)fronte360
マルケヴィッチの来日公演に合わせて録音されたものですが、
何よりイタリア交響曲が素晴しい! 久しぶりに聴いて感動しました。
日本フィルが高い集中力でマルケヴィッチに食らいついて活気が漲ってます。
当時日本のオーケストラの技量は現在の巧いアマオケレベル・・・
そんな意見もありますが、ここではアマオケのような意気込みが感じられます。
もうちょっと余裕が欲しい、そんな気もしないではありませんけれど、
聴き応えのある演奏を展開、ぐぃぐぃと惹き込まれてしまいます。
B面のシューベルトの序曲、これも良い演奏には違いないでしょうけれど、
こちらは少々堅苦しく感じました。 これも余裕の少なさ故かもしれません。
録音データ
日時 : 昭和45年5月21日〜24日
ホール : 世田谷区民会館
ミキサー : 若林駿介
ディレクター : 草刈津三
ジャケットには上記の記載、聴きやすい録音はさすが名手・若林駿介ですね。
なお手持ちの盤は定価1,150円、緑色のレーベルには LONG PLAYING の文字。
いわゆるモノラル盤仕様なのですけれど・・・
ヘッドフォンでも確認しましたが、ちゃんとしたステレオ盤でした。
2013年01月28日
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