2013年01月12日

メナーエム・プレスラー、グリーグ/ピアノ協奏曲 ほか

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会(39)
北欧スカンジナビア半島の断崖でしょうか、モノトーンの印象に残る写真。

グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
 メナーエム・プレスラー(p)
  ジャン=マリー・オーベルソン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団
グリーグ/組曲「ホルベアの時代から」 作品40
  エリアフ・インバル指揮 ラマ・ガン室内管弦楽団

PC152737
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メナーエム・プレスラーとコンサートホール・ソサエティで書かれていますが、
メナヘム・プレスラーまたはメナエム・プレスラーの表記が一般的でしょうか。

世界最高峰と言われた1955年創立の米国のピアノ三重奏団ボザール・トリオ
(仏語:Beaux Arts Trio)の創始者。 72歳でカーネギーホール・デビューし、
ボザール・トリオは2008年9月6日のルツェルン音楽祭をもって解散しましたが、
御年86歳の一昨年(2011年)には来日もされていました。 昨年12月で88歳。

そのプレスラーがコンサートホール・ソサエティに残したグリーグの協奏曲、
粒立ちの良く深みのある音がこの曲によく合っているように思います。
第3楽章も力感ありますし、抑制もよく効かせていて聴き応え充分、
そして伴奏もまたしっかりとしていてキレもあって、いい演奏と思います。
通販で入門用ライブラリを提供するシリーズとしてとても良い出来でしょう。

カプリングには、まだ売れていなかった若き日のエリアフ・インバル。
イスラエルの室内楽団を指揮し、細部にまで気を配ったしっかりとした演奏、
インバルらしい演奏でしょう。

シンクロ・ステレオ盤があるようですが、手元のはモノラル録音盤。
全体的芯のある響きでしっかりと演奏を捉えられています。
聴き始めこそ拡がり感に乏しいように思いますが、演奏の良さよって、
そんな不満は消えてしまいました。

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