1月1日、高知はお正月らしい穏やかないい天気。
朝10時、土佐國二之宮・朝倉神社(二之宮は小村神社との説もあるようですが)
ここに初詣に行くことに。 JR朝倉駅近くなのに、ここは初めてです。
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土讃線の線路、踏切を越えると参道が伸びています。
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この鳥居は、権現鳥居と呼ばれるものでしょうか、厳島神社と同じ形かな。
これをくぐると手水舎があって、さらに鳥居をくぐって境内へと入ります。
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威厳を感じさせる神社であります。
平安時代の「延喜式神名帳」には「土佐国土佐郡 朝倉神社」と記載されている
いわゆる式内社に列せられている古社の風格を感じますね。
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赤鬼山(標高93m)山麓に鎮座し、この赤鬼山はご神体であって、
奈良の三輪山同様「神奈備山」とも呼ばれるのだそうです。
また赤鬼山は古代より信仰の対象であったらしく、朝倉古墳も残っていて、
霊験新たかな場所、鈍感な自分ですが、何かの「気」を感じたりもしました。
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大勢の人に混じってお参りを済ませたあと、社殿左手より回り込みますと
そこには彩色を施された本殿。 国の重要文化財に指定されています。
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明暦3年(1657年)、2代藩主山内忠義による造営の三間社切妻造り。
唐破風の付いた一間の向拝は、アクリル(ガラス?)板でカバーされてます。
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平成2年に修復された際、日光東照宮と同じ塗料にて彩色されたとか。
綺麗なので350年前の建物とは思えない感じですね。
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境内神社の忠魂社・荒倉神社にもお参りいたしました。
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続きはまた次回
2013年01月11日
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どっしりとして浮ついた感じがない。
お参りに来られている方達も賑々しくなくて。
この神社にはお旅所もあって、秋祭りのときには、そこまで神輿を担いで練り歩いたり、相撲や踊りの奉納があったりして、高知市の無形文化財にも指定されているそうです。
また夏の祭りでは、江戸末期より今に至るまで、絵金が描いた屏風絵を飾っているそうで、たいそうな賑わいになるようです。
いずれもしっかりと地元に根付いたお祭で、観光客目当てのものではないのが嬉しいところです(よさこい祭はショウ化されてしまってますけど)。