2012年11月30日

ドラティ、メンデルスゾーン/交響曲第3番、フィンガルの洞窟

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会(29)
水彩か油彩か判明しませんが、緑色の絵の具を塗りたくった抽象画風。

メンデルスゾーン/交響曲第3番 イ短調 op.56「スコットランド」
メンデルスゾーン/「フィンガルの洞窟」序曲 op.26
  アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団

PB182367
PB182367 posted by (C)fronte360

オーケストラ・トレーナーとして名を馳せたアンタル・ドラティ。
コンサートホール・ソサエティにも録音があったのかと思いましたが・・・
結論から言って、マーキュリーに録音された音源を使っているようです。

今回改めて聴きなおしてみました。 録音時間の表記がレコードには無く、
当方はスコアも読めないので明確な特徴を提示することは難しいのですが、
有意な差異も掴みにくく、スコットランドの第3楽章でテンポを落とす所や、
フィンガルの洞窟のコーダでたたみ掛ける部分、高揚感が同じに聴こえます。

しかし借り物であるだけならばまだ良かったのですが、
このコンサートホールのレコード、困ったことに音が左右反転しています。
ヴァイオリンが右側、コントラバスが左側から聴こえてきます。

マーキュリー・オリジナルは、35mmマグネチック・フィルム録音の優秀盤ですが、
コンサートホール盤はA面にスコットランドの第1〜3楽章を収録して約28分、
少々詰め込みすぎて、録音レベルも低めに設定しています。
内周では少々歪っぽくなるのは、当方のシステムのせいかもしれませんが・・・
とにかく残念な一枚となっています。
posted by fronte360 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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