小豆色の色合いでシック、図柄・文字デザインも素適です。
ウィーンの森の物語
南国のバラ、トリッチ・トラッチ・ポルカ、ウィーンの森の物語、
シャンペン・ポルカ、ウィーンかたぎ、宝石のワルツ、酒・女・唄、無窮動
カール・シューリヒト指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団

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コンサートホール・ソサエティに多数の録音を残したシューリヒトですが、
名盤の誉れ高いモーツァルトも良いですが、このヨハン・シュトラウス音楽集、
軽快かつ細かなニュアンスに富んで、粋、です。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団の名義になっていますけれども、
その精鋭メンバーであるウィーンフィルが演奏している記事もありますが、
それも納得できる演奏の質の高さ、自然体の演奏が本当に素晴らしい。
表題となっている「ウィーンの森の物語」の序奏部分の細やかなニュアンス、
「ウィーンかたぎ」の冒頭のヴァイオリンの絡みなど、ウィーンフィル、
そう信じてもいいかもしれません。
分離・奥行きがあって芯のある低域など、コンサートホール盤としては、
良い部類に入るステレオ録音であると思います。
CD化も何度かされていて、1963年4月録音だそうです。