2012年10月12日

ヴラド・ペルルミュテ、ショパン・リサイタル

ステレオ・サブ・システム稼動記念、コンサートホール・ソサエティ盤大会。
淡い紫色というか藤色の落ち着いたジャケット・デザインが素適です。

ショパン・リサイタル
 幻想曲 ヘ短調 作品49、タランテラ 変イ長調作品43、
 スケルツォ第2番 変ロ長調 作品3、舟歌 嬰ヘ長調 作品60、
 子守歌 変ニ長調 作品57、練習曲 ハ短調「「革命」作品10-12、
 バラード 第2番 ヘ長調 作品38
  ヴラド・ペルルミュテ(p)

PA072020
PA072020 posted by (C)fronte360

コンサートホール・ソサエティでは、表記が何故かペルルミュテールではなく、
ペルルミュテと書かれますけれども 2002年に亡くなった世界的ピアニスト。
wiki では以下のように書かれています。

1904年、ポーランド系ユダヤ人として当時ロシア帝国領のコヴノ(コブノ)、現在はリトアニア領のカウナスに生まれる。3歳の時、事故で左眼の視力を失う。10歳でフランスに移住し、21歳の時にフランス国籍を取得。

このレコード、1962年フランス A.C.C. ディスク大賞受賞と書かれていますが、
あいにく当方はショパンのピアノ曲を語れるほど聴き込んでおりません。
けれどただレコードを回し、聴いているだけでも、自然とすっ〜と入ってくる、
そんな魅力を感じる1枚です。

肩の力を抜いたようでいて、自然と高揚してゆく音楽、それに身を任せる・・・
いわゆる革命エチュードも、もっと技巧的に演奏する人は一杯いるでしょう。
でも、すっ〜と心に沁みてくるような演奏はなかなか無いものです。

録音は、粒立ちや立ち上がり、拡がりとも申し分ありません。
ステレオ盤も持っていますけれどスクラッチノイズが多く盤質も悪いので、
買い直したモノラル盤で聴いていますが、あまりステレオ盤と遜色ありません。
多少拡がりが抑えられてしまうのは仕方ないところですけれど。

posted by fronte360 at 04:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このアルバム

数年前に、巡り会いました。

ピアノの音色が、大好きな私
 
ステレオ盤
そして、モノラル盤
 
どちらも素敵な音色 

お洒落なジャケット
そして、レーベルの色合
 
魅了されておりますよ。。。
 
 

 
Posted by yayoishibainu at 2012年10月16日 20:34
yayoishibainu さん、コメントありがとうございます。

コンサートホール盤でのペルルミュテールの演奏にて、ショパンの良さを知ったように思います。
この盤もですが、円舞曲全集というバラの花をモティーフにしたジャケットのものです。

ジャケットのお洒落さ本盤のほうが上と思いますけれど・・・いずれは円舞曲全集も採りあげたいと思っております。

とにかくお楽しみいただけて幸いです。
Posted by 安田裕隆 at 2012年10月18日 05:24
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック