このジャケット、シンプルなデザイン、シックでお洒落です。
モーツァルト/クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ウェーバー/クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.34
ロベール・グゴルツ(クラリネット)
ジュネーヴ弦楽四重奏団

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ロベール・グゴルツは、スイスロマンド管弦楽団のクラリネット奏者、
全員スイス人より成るジュネーヴ弦楽四重奏団と解説には書かれています。
モーツァルトの五重奏曲、明快な音色で端正に歌っている好演だと思います。
クラリネットと弦の会話もよく合っていて、躍動感もありますけれど、
無理のない会話で自然と進む、そんな感じでしょうか。
それに比してウェーバーの五重奏曲は耳馴染みが少ない曲なのですけれど、
よく言えば自由に歌っているようですが、どこか唐突さも感じてしまいます。
面白いのかもしれないけど、音が外れてない? これってゲンダイ音楽・・・
なんて思えてしまうのは聴き手の「修行が足りない」ってことでしょう。
録音はややオンマイクでしょうか、残響が少なくてちょいとストレート。
でもクラリネットの艶やかさや艶かしさもちゃんと捉えられていて、
これまでの音がイマイチというイメージは払拭しました。
もちろんしっかりとしたステレオ録音です。