1960年代に大ヒットを記録した「ムーン・リバー」などの名曲で知られる
アメリカの歌手アンディ・ウィリアムスさんが、9月25日がんで死去しました。
84歳でした・・・ との訃報に接した。
1960年代は知らないけれど、2度目に来日した1970年は、大阪万博の年、
中学1年になった年でもあるけれど、洋楽ポップスに目覚めた頃で、
さかんにアンディが出演する味の素のCMがテレビで流れ、
彼の歌声がラジオより流れていたことを思い出します。
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一週間前も、このアルバムを取り出して聴いていたのだけれども、
昨夜、また開いて聴いてみました。
国際情報社が企画・発行したLP付き本シリーズ
「ベスト・オブ・ムード・ポップス 18 シリーズ」の第1巻
「アンディ・ウィリアムス 恋のムードをうたう」
ANDY WILLAMS His Fascinating voice
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1971年の大ヒット「ある愛の詩」が入っていないのは販売戦略でしょうか、
ちょっと残念ですが、代表曲「ムーン・リバー」他ご存知の名曲がラインナップ
【 Side A 】
1.ムーン・リバー
2.イェスタデイ
3.恋はリズムに乗せて
4.サニー
5.知りたくないの
6.カナダの夕陽
7.慕情
【 Side B 】
1.明日に架ける橋
2.モア
3.青春の光と影
4.ハワイの結婚の歌
5.恋はみずいろ
6.コンドルは飛んでゆく
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レコファン渋谷でゴミのごとく捨てられていた中より100円で救出した物で、
自宅では、安くてもかさ張って何より重い・・・
この種のレコード付きの本を買うのを躊躇していましたが、
何より単身赴任生活の気楽さより捕獲したものです。
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カラー写真を見て、寄稿された文章を読みながら、ゆったりと音楽を聴く・・・
そのような事が、ちょっと贅沢で豊かな気分にさせる、そんな時代でした。
「ムード音楽」という言葉も今では死語となってしまいましたね。
アンディはそんなゆとりを持った一時期のアメリカの象徴かもしれません。
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フランク・シナトラが、イケイケドンドン時代のやんちゃなアメリカの象徴なら、
アンディは、ビング・クロスビーの流れをくんだ甘い歌声で、
写真のように家庭を大切にするパパ、として受けていたのではないかな。
良き時代のアメリカの良心を感じさせてくれる歌手であったように思います。
実家には味の素のCMソングを入れたカラーレコードもあるはずです。
今度、持ってきましょう。 謹んでご冥福をお祈りいたします。
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2012年09月29日
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