月曜日に遡りますが、またまた元会社の同僚のNさんよりCD頂きました。
今回も全集物を捕獲したのだそうです。
オルフ/カルミナ・ブラーナ
オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ「月光」「熱情」「悲愴」「テレーゼ」
ルドルフ・ゼルキン
P9271895 posted by (C)fronte360
さっそく通勤時間を利用して拝聴しました。
オーマンディのカルミナ・ブラーナは、百花総覧的な明るい演奏ですね。
響きのエッジを落としたオケの響き、突出する楽器はなく、
歌手・合唱も一群となった総力戦で曲を進めてます。
演出上ちょいと物足りない感じもしましたが(オケの響きは十分ですが)
この曲を分かりやすくするにはいい演奏なのかもしれません。
土俗的な演奏を好まれる方には、あれよあれよと進んでいく感じかも・・・
ゼルキンのベートーヴェンのピアノ・ソナタは、渋いですね。
ケンプのような枯れた味わいではなくて、何と言っていいのかな・・・
特徴のないというと失礼ですが、虚飾を排して曲に奉仕している感じかな。
そもそも「室内楽は老後の楽しみ」と言ってましたけれど、
最近はもっぱら宗教曲と室内楽が中心になりつつあるそのままの状況ですが、
まだまだ勉強不足です。 もうちょっと聴き込みましょう。
ちなみにNさんも50歳を過ぎて室内楽を聴けるようになった・・・
などと言っていて、皆さんこんな道を歩むのかしらね。
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2012年09月27日
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