土曜日に出勤しましたし、日曜も色々とあって後半休めませんでしたしね。
ステレオ部屋にクーラーを入れ、聴いているのはブルックナーの交響曲第7番
珍しく大編成のオーケストラ曲ですが、これは予習でもあります。
CD(通勤時の愛用メモリプレーヤ)では、ヴァント/ベルリンフィル、
シャイー/ベルリン放送響と聴いてきましたが

P8221574 posted by (C)fronte360
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
1968年録音によるもので、レコードの帯には「原典版」と書かれてますが、
CDでは「ノヴァーク版」として売られているようです。
もとより版の違いなどよく分かってませんが、
第2楽章で派手にシンバルが鳴るので、ハース版じゃないですね。
肝心の演奏ですが、オーマンディらしい美感ある演奏であると思います。
速いテンポでサクサクと進み、金管の咆哮も粘って突出することなく、
美しい弦アンサンブル、オーケストラ全体が均等なバランスで鳴っている。
そんな感じじゃないでしょうか。 一気に聴けてしまいます。
当方と同年代かそれ以上の方には、
オーマンディというと、フィラデルフィア・サウンド・・・
まるでムード音楽のようなイメージが先行してしまいがちですけれども、
なかなか素晴らしいドイツ音楽を聴かせてくれるのですね。
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