暑い暑い2階のステレオ部屋、ここにこもって黒い円盤レコード三昧
高知で捕獲した前バロック期を中心した宗教曲の影響から
手持ちのレコード鑑賞もまた宗教曲がそのレパートリーの中心となって・・・
シューベルト作曲によるスターバト・マーテル(悲しみの聖母)
ミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル、ローザンヌ室内管弦楽団
シーラ・アームストロング(S)ほか

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フォーレのレクィエムでおなじみのコルボ=ローザンヌによる演奏なので
合唱がとても美しいのが魅力的ですね。
冒頭の悲痛な感じから始まって、退屈してしまいそうな感じでしたけれども、
聴き進むうちにシューベルトらしい美しい旋律、悲しみをたたえた音楽、
あまり演奏されることのないシューベルトの宗教曲ですが、
歌曲や交響曲とは違った真摯で純粋な音楽造りを感じます。
ところで、こんな暑い部屋で宗教曲ばかり聴いているのですが、
熱中症でここで倒れたとしても、きっと天国に行ける、そんな感じですね。
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