ステレオ部屋を占拠している長男も出て行ったのを幸い今日はレコード三昧。
前回の高知旅行で捕獲した前バロックからバロック期の宗教曲レコード7枚
すべて聴きました。

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どれが良いか、優劣を付けるのも難しいほどの充実ぶりでしたが、
ルイ=ニコラ・クレランボー作曲によるカンタータは優美で面白いですね。

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フランス人、1710年刊行のカンタータ集に収録されたもので、
バッハと同時代でしょうか、生年を見ると9歳ほど年長になるようです。
解説を読むとフランスのカンタータは劇的なものではなく、
宮廷アリアの伝統を引き継いだ歌劇のアリアのようなものらしく、
ここでも優美に歌うソプラノに、古楽器が絡んで面白く聴かせてくれます。
ラシェル・ヤカール(ソプラノ)
ラインハルト・ゲーベル(バロック・ヴァイオリン)
ヴィルバート・ハーツェルツェット(フラウト・トラヴェルソ)
チャールズ・メドラム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アラン・カーティス(指揮、チェンバロ)
器楽メンバーは、ムジカ・アンティクヮ・ケルンのメンバーでした。
なお、今回の高知旅行でもまた7枚のレコードを捕獲しています。
(同行者より2階の床が抜ける、との意見もありましたけど・・・)
宅配便で送ったので、今日の夜に届くと思いますが、
高知の中古レコード、なかなかに質が高いですね。 期待が膨らみます。
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