かねてより行きたかった石上神宮(いそのかみじんぐう)へ参拝しました。

P8051316 posted by (C)fronte360
日本書紀では、伊勢神宮と石上神宮のみ「神宮」と称しているとかで、
調べれば、調べるほどに興味が湧いてくる古社なのですね → wiki

P8051317 posted by (C)fronte360
大和朝廷の武器庫、物部氏の総氏神であったようですが、
御祭神は、布都御魂(ふつのみたまのつるぎ)という神剣。
神武天皇の東征・熊野で危機に陥った時、これを挽回して大和を平定し
大和朝廷成立に大いに役だった剣なんだそうです。
この鳥居の脇には、柿本人麻呂の歌碑
未通女等之 袖振山乃 水垣之 久時従 憶寸吾者
(おとめらが そでふるやまの みずがきの ひさしきときゆ おもいきわれは)

P8051318 posted by (C)fronte360
石上神宮の禁足地に垣が出来た昔からあなたのことを思っていました…
という訳になるみたいです。
そして境内に足を踏み入れると、
ぼんくらな自分でも何となく「気」のようなものを感じます。
そして鶏がお出迎えしてくれました。

P8051320 posted by (C)fronte360
もともとは誰かが捨てていった鶏が野生化したものらしいですが、
神様のお使いとなっているようで、人間が近くに行っても悠然としてますね。
手水所の上にも鶏さんが居ますね。

P8051323 posted by (C)fronte360
手を洗い、口を清めて、いよいよ参拝。 楼門の前に立ちます。
鎌倉時代末期、後醍醐天皇の時代、文保2年(1318年)に建立された楼門で、
国の重要文化財に指定されています。

P8051340 posted by (C)fronte360
鐘楼門として上層に鐘を吊るしていたそうですが、明治の神仏分離令により、
鐘は取り外されて売却されたそうです。 そこまでせんでもええのに・・・
な〜んて思いますけどね、今となっては。

P8051332 posted by (C)fronte360
扁額「萬古猶新」(ばんこゆうしん)の文字は、
明治・大正の元老として有名な山縣有朋の筆によるものとのこと。
これをくぐって、このあとはまた後日ということで。
.
【関連する記事】