2012年06月25日

奈良交響楽団 第57回定期演奏会

梅雨の合間の24日、奈良県文化会館国際ホールに行ってきました。
奈良交響楽団 第57回定期演奏会。 このオケの定期演奏会も 2008年2月17日の第50回記念定期演奏会以来となります。

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2009年2月15日に同じく国際ホールで開催された「アマチュア・オーケストラ・フェスティヴァル 2009 in 奈良」。 ここで奈良交響楽団も参加していた合同オケを指揮されていたのが今回の指揮者・永峰大輔さん。 いずれもお久しぶり、といった感じ。 汗を拭ってホールに到着しました。 開演45分前、さっそく2階席最前列に陣取り、ロビーコンサートはパスさせていただき、クールダウンです。

しかしながら演奏会は、熱演につぐ熱演でしたね。 永峰さん、いずれも指揮棒を持たず、指揮台狭しと徒手体操かつ踊るような指揮でオケをリードしていたのが印象的でした。

ベートーヴェンの交響曲第2番では、オーケストラの弦楽器を対抗配置に据え、管楽器は中央奥に木管アンサンブル、向かって右奥にティムパニ、その前にホルンとトランペットを並べる配置。 柔らかくも厚みのある弦サウンドに、明るく媚ないでストレートに響く木管、端正に打つティムパニと金管の効果がよく出ていましたね。 特に第1楽章、楽しく聴かせていただきました。 オケも永峰さんによく付いてゆき、常に前向きな演奏、とくにオーボエなど良かったですね。

メインのチャイコフスキーの悲愴交響曲は、15分の休憩時間に弦楽器を通常配置に戻し、トロンボーンやパーカッションの席も増設して臨んでいました(弦楽器の配置を途中で変更するのはグリーンユースだったかで経験済みですが大変ですね)。

そしてその効果があったのか、個人的には疑問符が付いてますが、こちらもキレよく推進力のある演奏。 曲そのものがあまり好きではないこともありますけど、深みというか奥行きをあまり感じませんでしたね(そもそもそおいう曲だとも思ってますけど)。 低弦の響きに中音弦の響きが乗り、その上で高音弦が歌うような感じではなく・・・ オケの楽器全体が均質にパーンと鳴っているような感じだったかな。 オケは奮闘していて弦の分奏も決まっているから逆にそう聴こえるんだと思いますけども。 そのなかでも陰影の深いファゴットやクラリネット、常に冷静な打楽器が良かったですね。

永峰さんの指揮、腕で単にリズムを刻むのではなく、常に身体全体で表現してますね。 それも思いつきではなく、同じフレーズでは同じ動き・ポーズになってました。 好き・嫌いあると思いますが、見ていも分かりやすいし、面白いですね。 ただ、曲の繰り返しでは、上述のとおり同じポーズになるのですが、同じ響きに聴こえてしまって、提示部と再現部では同じ旋律でも表情は違う時もあるんじゃないの・・・なんて思ってしまうのは目に神経が行っているからかな。

あと、アンコールに演奏されたチャイコフスキーの組曲第1番よりガボット。 こおいう曲の方が永峰さんの本領発揮やね、なんて思って見ていましたけど、フィナーレの部分、右半身になって引いた左肩から一瞬客席を見て、歌舞伎役者が見栄を切るみたいに首そして左手を回して曲を締めくくったのには驚きました。 一瞬客席に合いの手でも求めたのかな・・と。 ヴィジュアルは面白くて、客席もノッてましたけどね、ちょいと考え込んでしまった演奏会でもありました。

それはともかく、皆さんお疲れさまでした。

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posted by fronte360 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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