通勤時間が長くなったこともあって、これまた吉村昭さんの小説を読了。
決して速読の人ではないですが約700ページの上下巻を2週間で読めました。
自宅で読める時間が取れないので、通勤と土日の演奏会通いのとき、
いずれも電車が読書時間となってます。
P5240459 posted by (C)fronte360
「桜田門外ノ変」は明治維新までわずか8年前の出来事、
「龍馬伝」以降の俄か幕末ファンとして、今更ながら時代の転換が早いな、
ということを読了後に再認識した次第です。
この新潮文庫、平成7年4月に出たときに買ったもので、
読んだのは2回目かしら、3回目かな・・・
とにかく単身赴任時に、都内を歩き回っていたこともあって、
桜田門外で襲撃する前後に出てくる土地の風景(もちろん今の風景です)が
頭の中に見事に再現され、臨場感が違って読めたのも面白かったな。
品川、増上寺、愛宕山、桜田門、日比谷門、和田倉門、大手門とかですね。
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2012年05月24日
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