八尾のプリズムホールまで行ってきました。
大阪市大学OBオケの発展系らしく、気鋭の演奏を聴かせてくれました。
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リストの交響詩「祭典の響き」は始めて聴く曲だと思いますが、
華やかな演奏ながらしっかりと纏めていましたね。
おかげで、曲の底浅さが露呈してようにも感じましたけれども・・・
ショスタコーヴィチの交響曲第9番、これがお目当てでしたが、納得。
コミカルかつアイロニカルに響かせて、なかなかに聴き応え十分な演奏でした。
ただし第2楽章以降の暗さが会場受けを良くなくしてかもしれません。
メインのブラームスの交響曲第1番は、いきなりの快速テンポに驚きました。
シャープで若々しいブラームスで、終楽章フィナーレなど力感たっぷり。
大いに盛り上がって会場からブラボーも飛んでいましたけれど、
人生も半ばを過ぎた人種には、若いねぇ、と思うことしかり。
これはこれで楽しませていただきましたけれど。
アンコールのエルガーの弦楽セレナーデop.20より第2楽章が素晴らしかった。
アンコールを素晴らしい、というのはご法度かもしれませんけども・・・
聞き入っておりました。
フォルツァは、これらすべて団内指揮者の演奏なのがまた素晴らしいのです。
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2012年05月13日
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おやおや、同じ会場にいたようですね。
私はいつものように2階の奥まったところで聞かせてもらいました。
ブラームス、この出だしのテンポがあるんだと、まっさらな気持ちになった気分です。
いずれ、どこかでお会いしたいですね。