2012年03月03日

アバド ペルゴレージ/スターバト・マーテル

先週、本駒込図書館より借りてきたCD
2010年のペルゴレージ生誕300年併せて発売されたものです。

P3030003
P3030003 posted by (C)fronte360

レコードアカデミー賞も贈られたらしいですが、新譜には興味く、
図書館で見つけた時も、アバドか、と思いつつもペルゴレージなので
連れて帰ってきましたのですけども、これが実に素晴らしい演奏でした。
アバドへの見方もちょっと変わりました。

ペルゴレージ:
・スターバト・マーテル ヘ短調(ソプラノ,アルト,弦楽と通奏低音のための)
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
・サルヴェ・レジナ ハ短調(ソプラノ,弦楽とオルガンのための)
 ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ)
 サラ・ミンガルド(メッゾ・ソプラノ)
 ユリア・クライター(ソプラノ)
 ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
 モーツァルト管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

26歳という若さで夭折したペルゴレージの最後の作品であり代表作
『スターバト・マーテル』については、廉価盤世代なので、
若きマゼールのロマンたっぷりの演奏が抜けてませんが、

このアバドのは清澄、澄み切った美しさのなかに諦観も感じられるもので、
古楽器・古楽奏法ながらも、押し付けがましさのようなものとは無縁。
癌と闘い、70歳台となったアバドの心境の現われかもしれませんね。
歌手も暖かな声質で寄り添うような歌唱に惹かれます。
これは素晴らしいですね。

以下で試聴できます、興味ある方はどうぞ
   ↓
http://www2.deutschegrammophon.com/eplayer/eplayer.htms?ID=abbado-pergolesi

文京区の図書館の充実振りは、助かってます!

 ●

3月1日深夜の決算対応、エラーデータが紛れ込んでいて、徹夜しました。

チェック作業が終ったのが深夜3時半ですが、そこから計上データ作成、
さらにチェック作業、日報の提出までの一連の仕事が終ったのが午前5時前。
始発電車は動いていて、部屋まで往復しても間に合うことは分かってましたが、
余計に疲れる気がして、会社で朝まで過ごしました。

思い起こせば、昨年の3・11の震災以来の会社でのお泊り。
その間いろいろとありましたけど、1年、あっと言う間ですねぇ・・・

徹夜明けの昨日・営業2日目のシステム監視は問題なく、定時退社して、
本日・明日もお休みです。 英気を養いましょう。

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posted by fronte360 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 12-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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