年末、レコファン渋谷BEAM店より救出したファブリ世界名曲集より
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●ジョスカン・デ・プレ
「ヘキサコードによるミサ ロム・アルメ」より、あわれみの賛歌
シャンソン「千々の悲しみ」
プラハ・マドリガーレ合唱団
ミロスラフ・ヴェンホーダ指揮ウィーン古楽集団
●パレストリーナ
「教皇マルチェルスのミサ」より、あわれみの賛歌
フェルディナント・グロスマン指揮ウィーン・プロ・ムジカ合唱団
モテトゥス「バビロンの川のほとりにて」
グィード・カミルルッチ指揮レッコ・アカデミア合唱団
●アンドレア・ガブリエリ
第12旋法によるリチェルカーレ
レナート・ファイト(ポジティヴ・オルガン)
エミリア・ファディーニ(チェンバロ)
●ジョヴァンニ・ガブリエリ
モテトゥス「主よ賛歌を聞きたまえ」
プラハ・マドリガーレ合唱団
ミロスラフ・ヴェンホーダ指揮ウィーン古楽集団
●モンテヴェルディ
マドリガーレ「わたしの魂は」
イタリア五重唱団
「童貞マリアの挽課」よりマリア賛歌「めでたし海の星」
ルチアーナ・ティチネルリ・ファットーリ (S)
チェッティーナ・カデロ (S)
アドロアーノ・フェルラリオ (T)
ジュゼッペ・フェルラリオ指揮
ポリフォニカ・アンブロジアーナ合唱団・合奏団
オペラ「アリアンナ」より、アリアンナの嘆き
カルラ・シュリーン(S)
ジェヌツィオ・ゲッティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルエルラ・ソレルリ(チェンバロ)
このレコードが出ていた1973年当時のことについて、
皆川達夫さんによる平明で丁寧な解説文に以下のように書かれています。
バロック即ヴィヴァルディ、ヴィヴァルディ即<四季>の傾向があるのもまた事実でありまして、初期・中期バロックの傑作、さらにそれ以前の中世やルネサンス期の音楽というと、ほとんど聞かれもしないし、知られてもいないのも確かなようです。
たとえば、この巻に収められたルネサンスの音楽について、わが国に音楽愛好家たちはどの程度の認識をもっているでしょうか。
たしかにその通りでしたね。
今もその傾向は、多少愛好家は増えたとしても、変わっていないかな・・・
ともかく、この時代にとってこの巻は指南書であったように思います。
さて当方、昼の3時過ぎよりお刺身で日本酒を頂いて夕方には沈没してまして、
10時過ぎにようやく復活し、コーヒー片手にこの音楽に身を任せています。
本書にも、身を任せて聴くように、と書かれていますね。
これは良いものを捕獲しました。
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2012年02月25日
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