歩数計も買ったし、いつもなら迷わず外出するところなのですけれど・・、
金曜朝から風邪をひきそうな感じが続いているので、昼寝を少ししてから、
ようやく年貢(演奏会感想文)を収め、レコード鑑賞です。
レコファン渋谷BEAM店より救出したファブリ世界名曲集より
IMGP7242 posted by (C)fronte360
●ピアノ協奏曲イ短調
フェリーシア・ブルメンタール(p)
ハンス・スヴァロフスキー指揮ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団
ブルメンタールの演奏ということで、真っ先に捕獲したレコードですね。
この他にもグリーグ、ラフマニノフも捕獲しましたけれど、
好きなのはシューマンのこの演奏です。
ワルシャワ生まれ、ワルシャワ音楽院を出たのち、第2次世界大戦のため、
1942年ブラジルに逃れてリオ・デ・ジャネイロでデビュー。
戦後1954年以来、欧州楽壇で活躍した女流ピアニスト。 1991年没。
藤田嗣治のモデルも務めたことでも有名でしょうか。
グリーグの演奏では、ちょっとしっくりこない部分もありましたけど、
シューマンは聴かせますね。
そもそもテクニックでバリバリと聴かせるタイプではないのですけれど、
ピアノをけっこう鳴らして、推進力や踏み込みも感じさせて、いいですね。
ただしスヴァロフスキーの伴奏、録音のせいかもしれませんが、
平板でやや上ずっているようにも聴こえるのが、よろしくないですね。
グリーグの伴奏のときもそうでしたけど・・・
本文「ロベルトとクララの愛の物語」は、津守健二氏の平易な文章。
朝日ソノラマに勤務されていたからでしょうか、表題のとおり物語ですね。
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2012年01月09日
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