2011年10月30日

茗荷谷、藤坂・藤寺(伝明寺)

このところサボってましたが、土曜日、久しぶりに歩きましたよ。
ということで、お散歩記録をこれから数回アップロードしたいと思います。

なんとなく護国寺へ行く予定でしたが、播磨坂を登りきって春日通りの交差点、
ここで通りを横切って、向こう側に急な坂道があったので、降りてみました。
ここは初めての道になります。

IMGP6398
IMGP6398 posted by (C)fronte360

降りきると「藤坂(富士坂・禿坂)」のプレートがありました。
以下はプレートに書かれていた内容です。

「藤坂は箪笥町より茗荷谷へ下る坂なり、藤寺のかたはらなればかくいへり、」(『改撰江戸志』)藤寺とは坂下の曹洞宗伝明寺である。
『東京名所図会』には、寺伝として「慶安三年寅年(1650)閏十月二十七日、三代将軍徳川家光は、牛込高田田辺御放鷹(鷹狩のこと)御成の時、帰りの道筋、この寺に立ち寄り、庭一面に藤のあるのを見て、これこそ藤寺なりと上意があり」との記事があり、藤寺と呼ぶようになった。
昔は、この坂から富士山が望まれたので、富士坂ともいわれた。
『続江戸砂子』い、「清水谷は小日向の谷なり。むかしここに清水が湧き出した」とある。また、ここの伝明寺には銘木の藤あり。一帯は湿地で、禿(河童)がいて、禿坂ともいわれた。
   藤寺のみさかをゆけば清水谷
      清水ながれて蕗の苔もゆ (金子薫園)


そして、脇には藤寺こと伝明寺が今もあって

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IMGP6406 posted by (C)fronte360

なんと立派な庚申塔が立ってますよ。 嬉しいなぁ。

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IMGP6400 posted by (C)fronte360

清水は、坂の上に高層マンションが建ったせいか、涸れてしまったようです。

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IMGP6401 posted by (C)fronte360

こじんまりとした境内には、いくつかの石仏が鎮座しています。

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IMGP6402 posted by (C)fronte360

なんとなく落ち着いた風情のあるお寺ですね。

IMGP6404
IMGP6404 posted by (C)fronte360

ここを出て地下鉄丸の内線のガード下をくぐり、
そうここは地上を地下鉄が走ってまして、拓殖大学方面へと向かいます。

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posted by fronte360 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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