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小学校中退ながら理学博士、東京帝国大学で長年講師を務め77歳で退官
(教授になれなかったのが学歴のせいでしょうか)
命名した植物は、2,500種以上(新種1,000、新変種1,500)とされ、
自らの新種発見も 600種余りある「日本の植物学の父」。
著作「牧野日本植物図鑑」は現在でも刊行されています。
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文久2年、今の高知県高岡郡佐川町の裕福な商家(造酒屋)に生まれ、
10歳より寺子屋や私塾で既に和漢の書に触れていたので
12歳で小学校に入学するも飽き足らず自然に退学、
好きな植物採集に没頭したそうです。
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しかし偉いのは植物に止まらず、英語を学び絵画を極め、
独学で洋書より音楽理論を学んでオルガンを弾き、指揮もしたようです。
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佐川にいた少年時代(18〜20才頃)植物学を志すようになった頃の勉強心得
「赭鞭一撻(しゃべんいったつ)」がまた素晴らしいですね。
この若き日の抱負を、生涯を通じて実践されました。 詳細は → ココ
一 忍耐を要す
二 精密を要す
三 草木の博覧を要す
四 書籍の博覧を要す
五 植学に関係ある学科は皆学ぶを要す
六 洋書を講ずるを要す
七 当に画図を引くを学ぶべし
八 宜(よろ)しく師を要すべし
九 りん財者は植物学たるを得ず
十 跋渉(ばっしょう)の労を厭ふなかれ
十一 植物園を有するを要す
十二 博く交を同士に結ぶ可(べ)し
十三 迩言(じげん)を察するを要す
十四 書を家とせずして、友とすべし
十五 造物主あるを信ずるなかれ
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記念館・展示館、充実した展示に満足しました。
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