ついに試運転と称してクーラーを稼動させて、そのままうたた寝してしまい、
少々身体が冷えたみたい・・・ 少々気だるい朝を迎えました。
7時、ゴミ出しをしてから、まだ元気なうちにと、だるい身体にムチを入れ、
部屋の掃除に着手、ようやくホットカーペットなども撤去しましたし、
台所の食器カゴもお風呂で洗って、夏を迎える準備は整いました。
汗をかいて身体を動かすと体調もなんとか戻ってきたようです。
買い物もすませましたし、音楽を聴いてしばし休憩です。

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オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団による
ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」
巧みなオーケストラ・コントロールによる、見晴らし良い演奏で好きです。
ネット検索してみると、拙文が2番目にヒットするのが残念ですけれど・・・
もっと聴かれても良い演奏だと思うのですけどね。
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何故、こんなことを言うかというと、実は先日、職場(高校)で、えらいものを見つけてしまったのです。
校舎の耐震補強工事に伴い、音楽室の古い物品を廃棄処分すべく、チェックしていたところ、恐らく何十年も開けたことのないような古い棚から大量のSP盤がでてきたのです。
その演奏者を見ると、ワインガルトナー、メンゲルベルク、シュナーベル、シャリアピン、ロッテ・レーマン、などなど・・・。その数や数百枚?
フィラデルフィア管のものではオーマンディーの古い録音(彼は何年常任指揮者をしていたのでしょう?!)はもちろん、ストコフスキーと組んだチャイコフスキーの5番のSPもありました。ワルターとVPOによるマーラーの9番(SP盤10枚組!)や大地の歌(トルボルク独唱のもの)というような天下の名盤を見つけた時には、思わず、わぁ!と大声がでました。
音楽科の若い女性教員も吹奏楽部顧問の教員もメンゲルベルクやワルターを知らなかったので、私がその場にいなければ、それらのSPは間違いなく全部、産廃のコンテナの中に放り込まれていたことでしょう。
しかしながら、このまま学校に置いていても、おそらく聴く人もいないので、結局どこかの博物館に寄贈するしかないのかな。
戦前のウィーンフィルの音がどんな音で鳴っていたのか、おそらく原音に最も近いであろうSP盤で、その音をちょっと聴いてみたいという気持ちは抑えることはできないのですが・・・嗚呼。
すごいお宝が発掘されたようですね!!
当方のプレーヤは78回転は再生できず、もとより聴く時間もなかなか取れない有様ですので、SPレコードを鑑賞されている会、手回し蓄音機を使って音楽鑑賞をされているような会があると聞いています。
そのような所に寄付されて、大勢の方に楽しまれるのが良いように思います。 丹波の森国際音楽祭あたりに問い合わせてみてはいかがでしょうか? ネット検索してみましたが、なかなかヒットしませんし、何より地元の宝ですから、地元で活用されることを願います。
ゆらむぼさんも、この音楽祭には行かれていたようですし。
http://www.net1.jway.ne.jp/toyomasa/kencon/03/03kencon2.htm
他には、大阪のほうで、定期的にSP盤コンサートを開いている博物館もあるようです。いろいろ検討してみて、最も有効利用してもらえるところに、寄贈したいと考えております。