今回のレコファン渋谷BEAM店での最大の発見は・・・
バーナード・グリーンハウス(vc)によるドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調、
伴奏は、ハンス・スワロフスキー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。
IMGP4554 posted by (C)fronte360
日本コンサートホール盤、顧みられることの少ないレーベルですが、
ジャケット・デザインを中心にして、元来のマイナー指向ゆえ
愛してやまないシリーズなのですが・・・
ゆえあって手持ちのレコードが鹿児島の霧島に旅立ったのは、2006年でした。
販売枚数が多くないので、2度と出会えないと諦めていましたけれど、
100円のゴミ箱のようなダンボールの中で、なんと、出会えました。
まさに救出です。
オンマイク風な録音なこともあって、素朴で力強い表現で押してきます。
懐かしさがこみ上げてくる、そんな感じの演奏です。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は演奏会でもよく耳にしていますけれど、
実はあまり積極的に聴く曲ではありませんが、このレコードは別格でした。
ジャケットの剥げた感じ、しかも底抜け・・・
それとは裏腹に、ノイズも少なく、救出されるのを待っていたかのようでした。
この1枚だけで、渋谷まで歩いて行ったかいがあった、というものです。
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2011年05月06日
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