諏方神社の別当寺であったそうです。
別当寺とは、神仏習合だった頃、神社とセットになっていたお寺ですね。
説明のプレートに江戸六地蔵と書かれていますけれど、
巣鴨にあった江戸六地蔵とは違い、江戸東都六地蔵の三番目だそうです。
門を入って左、お地蔵さまがありました。
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調べてみると、東都歳時記には「銅仏立像壱丈」とあるそうで、
壱丈=約3メートルなので、これは再建されたものみたいですね。
でも、なかなかに良いお顔をしていらっしゃると思いませんか。
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しかし、個人的には隅に置かれている庚申塔、これに目が行きます。
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この精巧な彫りは、なかなか良いですね。
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そしてこちらは、ちょっと草臥れた感じで哀愁が漂ってませんか…
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ところで、総鎮守の別当寺なので格式も高かったのでしょうね、
八代将軍徳川吉宗が鷹狩の時、御善所としても利用されたお寺とのこと。
どこにあったかは分かりませんでしたが、将軍腰かけの石もあるそうです。
そして眺望が良い諏訪台にあり、特に雪景色が素晴らしかったそうで、
「雪見寺」とも呼ばれたのだと説明のプレートには書かれてありました。
よし、ここを出てさらに南下しましょう。
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