「美貌のピアノ・デュオ」として登場したラベック姉妹、憶えていますか。
彼女らのピアノ連弾による「ラプソディ・イン・ブルー」
ガーシュウィン本来のオリジナルの4段譜による演奏なのですね。
IMGP4115 posted by (C)fronte360
時に高揚して騒々しさも感じることもあるオーケストラ版とは違い、
すっきりと纏っていて、見通しがとても良いのが何よりの魅力です。
そし、てスィング感のある姉カティアの高音部、
しっかりと低部を支える妹マリエルとの息のあったプレイが何より聞き物です。
本来ジャズ・バンドとピアノのために書かれた作品ですが、
グローフェの編曲により華やかなピアノ協奏曲として親しまれていますね。
また、ガーシュウィンのピアノ・ロールを用いて、M.T.トーマス指揮による
コロムビア・ジャズ・バンドによるオリジナル版の録音も持っていますけれど・・・
この曲は、やはりラベック姉妹の演奏に限る、と思いますね。
さて、年度末決算対応も終わったので、今宵もちょっと呆けています。
明日の夜からちょいと遠出が控えていますしね・・・ 慌しい春であります。
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2011年04月07日
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