埼玉県立近代美術館の「植田正治写真展「写真とボク」」に行ってきました。
2010年は植田正治の没後10年だそうで、回顧展であるようです。
初めて植田さんの写真を意識したのは・・・
今から25年前、
会社に入って町田勤務だった頃。
当時より、休みの日は必ず都内に出て
美術館と映画館巡りをしていましたが、
東京国立近代美術館で砂丘シリーズを観て大きな衝撃を受けたものです。
なんとシュールな写真なんだろうと・・・
植田正治さん(1913-2000)、生まれ故郷の境港市で写真館を営みながら、
山陰の風景、特に鳥取砂丘を舞台にした、砂丘シリーズがとくに有名ですね。
シュールレアリズムを彷彿とさせるモダニズムあふれるこれらの写真は
写真発祥の地フランスでも Ueda-cho(植田調)と呼ばれているそうです。
初期の作品から最晩年に至る作品が、10のテーマに分かれて展示されていて、
各テーマ毎に書かれてる解説文を予め頭に叩き込んで鑑賞しますが、
叩き込んだことなど忘れ、写真に見入っておりました。
いつか行ってみたい、植田正治写真美術館。
なお、埼玉県立近代美術館では 1月23日まで。 興味ある方は是非どうぞ !!
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2010年12月26日
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