長等神社のすぐ脇、丘に登ってゆく石の階段が見えます。
ここが三井寺・観音堂への入口でした。
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ようこそお参りくださいました、と言われた受付の方に
「スルッとKANSAI」3dayチケットに付いてきたクーポン券を差し出すと
快く入場料 500円 を、団体扱いの 450円 にしてくださって、
ここを上ってぐるっと一周すると小一時間かかります、ごゆっくり・・・
なんて言われましたけれど、本当にそのくらい見所の多い、広いお寺でした。
三井寺、正式には長等山園城寺(おんじょうじ)は、
天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山であるとのこと。
最澄により比叡山延暦寺で開かれた天台宗、
その5代天台座主・智証大師円珍、天台宗の基礎を固めた高僧だそうですが、
その智証大師の弟子たちが比叡山を下りて円城寺に集まったそうです。
延暦寺を山門派、円城寺(三井寺)を寺門派と称して並立し、
後者が天台寺門宗となったようですね。
とにかく、1,000年以上の歴史を有する歴史あるお寺、初めて伺いました。
ふぅふぅ言って階段を上りきると、観音堂。
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ここには、文字通り観音さまがいらっしゃるところですが
三井寺の如意輪観音さまは秘仏、お堂の奥に光っているのがそれなのかな・・
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とにかく優品、中学時代の美術鑑賞の教科書にも載っていたように思います。
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お堂に掲げられた額の如意輪さまでガマン・・ いえ、こちらも愛らしいな。
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観音堂の脇にある鐘楼、これも趣きがありますね。
「三井の晩鐘」は金堂脇にあるのとは違って小ぶりですけれど、
中に入って、自由に撞けるので、記念に3度撞かせていただきました。
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2010年12月17日
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