2010年12月07日

別宮貞雄/交響曲第1番

「別宮」と書いて「べっく」と読みます。

別宮貞雄(べっくさだお)の交響曲第1番が最近ちょっとお気に入りで
今朝もこれを聴きながらブルーマンデーの出勤の友としました。

8_557763.jpg1961年に作曲された
いわゆる現代音楽なのですが

第1楽章の冒頭より
甘いメロディが流れて出てきますね。

ラフマニノフの交響曲の現代版・・・
そんな感じでしょうか。 ロマン主義音楽の延長線にあって聴きやすいです。
もちろん現代音楽なので、ちょっと込み入ってて、一筋縄ではいきませんが。

別宮さんは、作曲家としての理想像をベートーヴェンであるとしていて、
当時流行りの無調性で実験的な前衛音楽とは一線を画して(時には論破して)
調性があって、旋律のある音楽表現を求めているのだそうです。

第4楽章の疾走する音楽は、マリンバとオーケストラがとてもカッコイイな。
パリ音楽院へ留学されているので、フランス仕込みの色彩感覚でしょうか。

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posted by fronte360 at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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