これが此経難持坂(しきょうなんじざか)と呼ばれるもので、
加藤清正の築造寄進になるものとは、下ってから説明板を呼んで知りました。

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この石段、96段あって、「妙法蓮華経」見宝塔品第十一、此経難持の偈文96字。
これにちなんで、末法の世に法華経を受持することの至難を忍んで、
信行することの尊さと、石段を上ることの苦しさと対比させていて、
経文を読誦しながら96段を自然に登れるのだとか。

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で、下まで降りたら、総門。
戦災を免れた数少ない古建築の一棟として重要で、
安藤広重の「江戸百景」や「江戸近郊八景」にも描かれているとのことです。

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池上本門寺、日蓮がここで亡くなったところで、
日蓮聖の入滅の霊場として700年余り法灯を護り伝えてきた場所ですので
いまも訪れる人が絶えませんね。
しかしこのまま総門を出たら、なんだか疲れてしまって・・・
本殿や御廟所、宝塔を見てないことに気づかないまま、歩いてました。
96段の階段を楽に上る経文・・・知りませんし(と罰当たりな)・・・
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