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2010年11月08日

池上本門寺、此経難持坂(しきょうなんじざか)

日蓮聖人像より、もと来た道に戻って進むと、石の階段
これが此経難持坂(しきょうなんじざか)と呼ばれるもので、
加藤清正の築造寄進になるものとは、下ってから説明板を呼んで知りました。

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IMGP2871 posted by (C)fronte360

この石段、96段あって、「妙法蓮華経」見宝塔品第十一、此経難持の偈文96字。
これにちなんで、末法の世に法華経を受持することの至難を忍んで、
信行することの尊さと、石段を上ることの苦しさと対比させていて、
経文を読誦しながら96段を自然に登れるのだとか。

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IMGP2872 posted by (C)fronte360

で、下まで降りたら、総門。
戦災を免れた数少ない古建築の一棟として重要で、
安藤広重の「江戸百景」や「江戸近郊八景」にも描かれているとのことです。

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IMGP2874 posted by (C)fronte360

池上本門寺、日蓮がここで亡くなったところで、
日蓮聖の入滅の霊場として700年余り法灯を護り伝えてきた場所ですので
いまも訪れる人が絶えませんね。

しかしこのまま総門を出たら、なんだか疲れてしまって・・・
本殿や御廟所、宝塔を見てないことに気づかないまま、歩いてました。
96段の階段を楽に上る経文・・・知りませんし(と罰当たりな)・・・

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posted by fronte360 at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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