歌劇というと気合を入れて聴くイメージですけれど、
ペルゴレージの「奥様女中」は、聴いていて楽しくなる曲で、大好きです。
登場人物は3人ですが、
下男のヴェスポーネ役は歌わないので、
間抜けな主人ウベルトと、
利発な女中セルピーナの二人による歌
演奏は、弦楽5部合奏とチェンバロのみ、
じつに簡素な構成ですので、
肩肘はらずに楽しめます。
主人ウベント役のニムスゲルンのバスが、甘く響いて素敵ですね。
女中セルピーナ役のボニファッチョは、硬めのしっかりとした声質で
きびきびとして、両者うまく合っていると思いますね。
コレギウム・アウレウムの演奏はいつものように活き活きとした響きで、
何度聴いても新鮮さを感じさせて、うきうき・わくわくとしてきます。
ブラーヴァ(BRAVA) !!
ブドウ・ジュース(人はこれをワインと呼びます)が欲しくなりました。
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2010年10月30日
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