2010年10月25日

秋本奈緒美/ACT 13

1984年6月22日、中野サンプラザでのライヴ録音。
ベスト・アルバムの無かった(今は知りませんが)秋本奈緒美さんのベスト盤、
そういっても良いでしょう。

Keybords、Drams、Bass、Guitar、そして Sax のシンプルな編成を従え、
ノリの良い歌が、これがいいですね。
vih28138.JPG
18歳でのデビュー当時、
ジャズのスタンダード・ナンバーを歌ってて
えっ、これがジャズかって、話題になりました。

確かに、美貌というか、可愛らしさで
一躍オジさん達のアイドル的な存在でしたね。
歌は、お世辞にも上手いとは思いませんけれど・・・

当時、阿川泰子、真梨邑ケイ等の美人ジャスシンガーがもてはやされた時代、
当時、オジさんではなかったので、ふ〜んん・・ てな感じでした。

でもジャズというよりも、ジャズ・フレーバーを効かせたポップアルバム
そう割り切って聴くと、20歳を過ぎた3rdアルバムから面白くなりますよ。
その頂点が、このアルバムではないか、と思っています。

冒頭の「Lake Dimension」は、秋本さん自身による作詞で
抜いた声で、ジャズ・フレーバーもよく効い上々のスタートです。
そしてテクノ調での開始「TELEPATHY」「CAPRICORN WOMAN」と続きますが
オリジナル・アルバムでのテクノ調のアレンジよりも、
こちらのバンドによる演奏の方が好きです。

B面では「TRICKY」からメドレーで歌う「THE WAY YOU LOVE ME」など
堂々とした歌いっぷりが、風格すら感じさせて、いいですね。
また歌って欲しいものです。

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posted by fronte360 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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