通勤時、シャイー/ACOのシューマンの交響曲を引き続き聴いてましたが
第4番の交響曲が終わったあと、カッコ良いピアノ協奏曲が始まりました。
おおっ、大澤壽人さんのピアノ協奏曲第3番「神風協奏曲」です。
これも先日、メモリプレーヤに入れておいたのでした。
「神風」とは、特攻隊ではなく
東京―ロンドン間
当時の最短飛行時間記録をたてた
朝日新聞の「神風号」のこと。
久々に聴きましたが、
1930年代、日本人がこれほどまでにモダン、かつコスモポリンな曲
プロコフィエフやラヴェル、ハチャトゥリアンのようなキレの良い音楽。
当時の日本で受け入れられなかったというのも判るような気がします。
それよりも演奏できたのかしら・・
第1楽章は、エンジンをブルブルっとかけて飛翔する主題が印象的
第2楽章は、サキソフォンが物憂げな夜間飛行、ラヴェルの協奏曲みたい
第3楽章は、ラストスパート、ブルブルいいながらも、唐突に着地
そんな感じかしら
平成16年度文化庁芸術祭のレコード部門優秀賞を受賞した名演奏、
NAXOSの日本人作曲家シリーズの中の名盤ですね。
ドミトリ・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
エカテリーナ・サランツェヴァ (ピアノ)
手に入りやすいCDですけど、これも図書館で借りました。
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2010年10月05日
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大澤氏もっと普及して欲しい身です。
P協二番&交響曲二番も是非。
またその節は、大澤壽人さんの交響曲第2番を始めとする演奏会にご招待いただき、ありがとうございました。 以来、大澤さんの普及に努めているつもりです(笑)
今後ともよろしくお願いしますね。